使用する際はHDMIディスプレイとUSBのキーボードやマウスを1セットにしてKVMスイッチに接続してUSBやVBAを組み合わせた専用のケーブルでKVMスイッチと繋げたいパソコンを接続する事ができます。
一般的には切替機とも呼ばれますので家電量販店ではこちらのほうが伝わりやすいかもしれません。
切替はKVMスイッチにあるボタンで操作をして、そうすることでディスプレイやキーボード、マウスのいずれかのパソコンに接続して使用します。大抵の場合はキーボードから操作する事も可能でメーカーや機種によって異なりますがScrollLockキーなどを2回連続して押すなどです。
機種によって接続できるパソコンの台数に違いがあり少ないもので2台、多いもので512台というものもあり様々ですが一般家庭用ではせいぜい5台つなぐ事ができれば十分です。
KVMスイッチは複数のパソコンがある場合、それぞれにキーボードやマウス、ディスプレイを用意するのが大変な場合にとても便利です。
特にビジネスの場ではデータセンターなどラックに多数のサーバーが格納されているような場合、1台ずつに設置するのは困難ですから切り替える事によってすっきりとします。
複数のパソコンはKVMスイッチ(切替機)がデフォ
自宅用、会社用に限らずパソコンを使い分けている場合は特にKVMスイッチがあると仕事が捗ります。
例えばCD-Rで焼く用のパソコンで作業をしている場合、そのCD-ROMは使えませんので同時に作業したい場合には別のパソコンを使用せざるを得ません。
しかしパソコン1台に対してモニタやキーボード、マウスを1台ずつ用意していたのでは置く場所も大変です。そんな時はKVMスイッチをデフォルトで設置しておくのがよいと言えます。
また切替機をどうしても使いたくない場合は代替としてソフトウェアによる手段もありますが高度なため事前に手順などを調べておいたほうがいいでしょう。
この手段であれば配線などの数を減らす事ができパソコン周りが非常にすっきりとします。
また画面上で切り替える事で複数のパソコンを使用中である事を忘れさせてくれるというメリットがあります。
しかし問題もあり事前にサーバーやパソコンに専用のソフトウェアをインストールしておく必要があり、当たり前の事ではありますがOSが起動中でなければ動作する事はありませんのでOSのインストールやBIOSのアクセスしたい時には使う事ができませんし、高い負荷がかかっているシーンではアクセスが非常に重くなるデメリットもあります。
これらを踏まえて使用する事をおすすめします。