デパケン DEPAKINE 200mg 40錠
デパケンは、てんかんの発作抑制、双極性障害における躁状態の治療、さらに片頭痛の予防にも使用される多機能な神経系治療薬です。有効成分バルプロ酸ナトリウムが脳内の神経活動を調整し、過剰な興奮を抑えることで、発作や気分の激しい波を和らげます。
■脳内GABAを増加させて神経の興奮をコントロール
デパケンは、抑制系神経伝達物質であるGABA(ガンマアミノ酪酸)の濃度を高めることで、脳の過活動を抑制し、けいれんや気分の高揚を鎮めます。ドパミン濃度の調整にも関与し、躁状態や片頭痛発作の予防にも効果を発揮します。
■てんかん・躁病・片頭痛の複数の症状に対応
・てんかん発作の抑制:異常な脳波活動を安定化させ、けいれんや意識障害を防ぎます。
・躁状態の治療:双極性障害などに見られる極端な気分の高まりや衝動的な行動を鎮静化。
・片頭痛の予防:発作の頻度や重症度を軽減し、生活の質を向上させます。
■服用方法
通常、バルプロ酸ナトリウムとして1日400~1200mgを、2~3回に分けて経口服用します。年齢や症状に応じて適宜増減されます。服用は食後または一定の時間に継続することが推奨されます。
■商品概要
商品名:デパケン(DEPAKINE)
内容量:200mg × 40錠
有効成分:バルプロ酸ナトリウム(Valproate Sodium)200mg/錠
製造元:SANOFI AVENTIS, S.A.
製造国:スペイン
発送国:タイ
■対象となる主な症状
・てんかん(部分発作・全般発作など)
・双極性障害の躁状態
・片頭痛の発作予防