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フェムプロ(フェマーラジェネリック)2.5mg 100錠
フェムプロは、レトロゾールを有効成分としたアロマターゼ阻害剤(AI)で、もともとフェマーラという製品のジェネリック版です。アロマターゼとは、体内のテストステロンをエストロゲンへと変換する酵素のことで、フェムプロはその働きを抑え、エストロゲン量を下げることを目的とします。
一般的には女性のホルモン管理に使われるケースが多いのですが、アナボリックステロイドを利用している人の中でも、エストロゲン過多による男性の乳腺肥大(ガイノ)やむくみ、体脂肪の増加をできるだけ避けたいという状況で注目されています。エストロゲンが増えすぎると、むくみや血圧の上昇、さらには気分の変動など様々な影響が出るため、アロマターゼ阻害剤でそのリスクを少しでも和らげようという意図があります。
フェムプロ(フェマーラジェネリック)は、フェマーラと同一の有効成分(レトロゾール)を採用しているため、似た効果が期待できます。以下のようなポイントが挙げられます。
1. エストロゲン変換の抑制
レトロゾールがアロマターゼを阻害し、男性ホルモンがエストロゲンに転換される率を下げることで、エストロゲン過多が原因となる乳腺肥大やむくみのリスクを減らすのが狙いです。
2. 体質や血液検査に合わせた調整
ホルモンバランスは個々人で大きく異なるため、少量でも強い影響を受ける人もいます。エストロゲンが一気に下がりすぎると関節痛や意欲の低下などにつながる場合があるため、本来は血液検査を通じて安全な摂取量を模索するのが望ましいです。
3. アナボリックステロイドとの併用
テストステロンや強力なアナボリックステロイドを使うと、エストロゲン値が上昇しやすくなる可能性がありますが、フェムプロを適切に使用すればエストロゲンの増加を抑えられます。サイクル中だけでなく終了時期に合わせ、用量を変えて使う人もいるようです。
4. 副作用と注意点
エストロゲンを抑えすぎると、関節への違和感や性欲の減少、骨への影響などに見舞われる恐れがあります。また、ホルモン系製品である以上、頭痛やほてり、だるさを感じる人もいるので、少量からスタートして身体の反応を見ながら使うことが安全策といえます。
5. 他のAIとの違い
アロマターゼ阻害剤はアロマシン(エキセメスタン)やアリミデックス(アナストロゾール)など多種類ありますが、フェムプロ(レトロゾール系)は効果が強力だとされ、エストロゲンを短期間で下げるのに向いている反面、過度な使用には気を配る必要があります。
まとめると、フェムプロ(フェマーラジェネリック)はレトロゾールを主成分とするアロマターゼ阻害剤で、エストロゲン過多を抑えるうえでは有用な選択肢になり得ます。特にアナボリックステロイドを使用中のエストロゲン対策として注目される製品ですが、用量やタイミングを誤れば逆に身体への負担を大きくしてしまう懸念もあるでしょう。実際に活用する際は、自分の体調をしっかり観察し、量を増やしすぎないことや、少しでも異常があれば中断を検討するなど、慎重さを持って取り扱うべきといえます。
用法・用量に関しては、目的や体質、使用しているアナボリックステロイドの種類によって異なります。エストロゲン増加をコントロールしたい場合は、少量を週2~3回または1日おき(EOD)に服用する形がよく見られます。強力なAIであることから、いきなり高用量を連日飲むとエストロゲンが下がりすぎる恐れがあり、適切な血液検査をしながら用量を微調整するのが理想です。
メーカー:Cipla
製造国:India
成分:Letrozole(レトロゾール) 2.5mg